真弓 祐

ひとりぼっちだと思っている あなたへ あなたは もうひとりではない
たとえば、このようなお悩みなど…
- いつしか、気持ちの上で違和感やしこりが、大きく膨らんでいるような…
何気ない、何が起きるたびに、胸がチクンとするときがある… - でも、「なんでもない」と思って、日々を過ごしてきて
でも、「なにかが気になる」「なにかが重い…」 - ズーンとくるような、しこり…
言葉にできない、得体の知れない、背中からざわつく嫌悪感 - こんなときに、誰かじっと隣にいてくれたら… でも、いなくて …
- 優しさがすり減る、一杯一杯になって、ささいな言葉で、イライラが多くなる
- そんなに抱えてしまうと、せっかく築いた関係が、発作的に壊す、じわじわと、または音を立てて壊れていく …
- 何年もくり返してしまっていて、ずっと、気がつけていなかったかもしれない
- 何でもないと思っていても、過剰反応で心がささくれだって、心がトゲトゲしくなってしまう …
- もし、ゆっくり、ほぐしていけるなら …
- 「こんなこと、話していいのかな …」
- 「ちょっと、愚痴っぽくなってしまうけれど」
- 自分はマイノリティで規格外だから、生きづらくて息苦しい…
- 身体的な特徴から、マウンティングされ続けたことによる悩み
それによって起こる、理不尽な差別やイジメ・・・ - 「もともとは、そんなんじゃなかったのに…」
- 自分に消しようがない劣等感を与えてしまい、自虐したり、どんどん卑屈になってしまう… 楽に呼吸できればなぁ…
- トランスジェンダーによる悩み
異性ではなく、同性を好きになってしまった。 - 今の性別と別の性別になりたい・・・
- 「母親って、なんなんだろう」… ふっと、ひとりで口をついて出る、自分の言葉のその先に…
- 嫁姑問題 姑さんのキツイ言葉に心が壊れてはいないでしょうか?私も最初に産まれた子が女の子だったため、キツイ言葉に心が折れ随分引きずりました…
- 恋愛相談 ちょっと訳ありなことでも…
その場限り話しして、少し軽くなっただけではなく、時が経過してからでも、落ち着いて自分の気持ちが眺められるように…
※ ここにある内容に当てはまらなくても、お話してくださる想い、すべてに丁寧に耳を傾けます。

このような傾聴をいたします…
巡り巡って来ていただいた、あなたは、私が想像できないほどの辛さや哀しさ、言葉にならない、様々なものを抱えているかもしれない…
どれほど私が、心がつぶされ続けた人生を歩んできたとしても、どうにもならないかもしれない…
それでも、どのようなお話でも責め心も疑うことも偏見もなく、
相槌を打ちながら、じっくりと傾聴して、あなたが何で悩んで、心を痛めているのか?
どうすれば、あなたが落ち着き、心を和らげるようにしていただけるのか?
聴いていきたいと思います。
…というのも、私自身が後述したようにケタの外れた人生を送って来たため、そうそう言葉に言い尽くせないほど、痛切に感じ続けてきたものがあるからです。
人に話しても「そんな事はあり得ない」・「嘘でしょ!」・「妄想でしょ!」と言われたことがあり、さらに傷ついたことがあるからです。
「話してください」と言われたから、話したのに「ウソつき」と言われた。
(やはり… 人は信じてはいけない!)…また心にブレーキがかかりました。




そうなると、さらに心が歪んでいく…
でも、ホームスティ先のママは、私の目をじっと観つめながら、つたない英語でも黙って聴いてくれた。
「whatever you are I am proud of you
どんな貴女でも 私は貴女を誇りに思うわよ」
…と言ってくれた言葉は、今でも魂に刻み込まれています。
それが、私を勇気づけ生きる力になったんです。
なので、私は貴方のお話を丁寧に聴きます。
ありのままを、ぶつけてください
貴方の抱えている怒り、悲しみ、寂しさ、辛さを……
どんなお話でも、疑うことも責め心もなく聴きます。
あなたの思いを尊重して聴きます。
もし仮に、嘘を話されたとしても、あなたの心が和らぐなら、それでもいいんです。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の主人公が言っていた【 正気を保つためには、狂気がいる 】という言葉を、私はよく思い出します。
時間をかけて、ゆっくり聴きます。
言葉にならなくても、直ぐに喋れなくても…。
心が落ち着かないときは、両手で自分を抱きしめてみてください。
それによって、少しでも落ち着くことが出来るのなら、そこからゆっくり話してみていただけるでしょうか。
慌てなくて良いんです。
「早くしなさい!」・「グズグズしてはいけません!」
このようなことは言いません。それ以前に思いもしません。
貴方のペースで良いんです。


言葉にならないものを言葉にするのに、勇気が居り、時間がかかるのも、私は分かっています。
なので、気にすること無く、整理されていなくても、言いたいことを思うままにお話いただけるときを、私は願っています。
私は、どんなお話も聴きます。



傾聴を通じて、感じていただければ…
「防波堤の前でせき止めていたのに」
「もし、言葉にしてしまったら… 」
先ずは、一滴のしずく分だけでもお話していただけた瞬間から、少しでも一ミリでも重圧が和らいでもらえたらと思います。
手をぎゅうと握りしめて、ふわっとポンポンとするかのように、私は伴にいます。
たとえ、心無い人たちから、こそこそ避けられるような、毎日が薄氷の海を歩くような人生…
信じていた人間関係が一瞬でこわれてしまう、パリパリパリ…と落ちるように破(わ)れてしまう…
それでも生きてきた、ありのままの貴方に、ご自身で誇りを持っていただきたいと願います。
あなたが、あなたらしく人生を歩んで行ける。
そんなお手伝いが、本当に心底からしたいのです。
先ずは、ご自分を受け入れて許してあげて欲しい…
ご自身を、しっかりと愛してあげて欲しいんです…
もし、それが出来なくても、たとえ今にも崩れ落ちそうな崖っぷちにいる心境だったとしても、私はそこまで行きます。


たとえ、もう明るい未来を見つけられなく、失望の中でも(何とかしたい・何とかしてほしい…)と切望して巡って来られた、それだけで貴方は素晴らしい人なんだから。
それだけで…
たとえ今迄の人生がめちゃくちゃでも、そんな過酷な中を頑張って生きてきた貴方を私は誇りに思う。
だからこそ…
生きてきて、本当に「良かった」と思っていただけるようなお手伝いがしたいのが本音です。
ひと昔前の私が、めちゃくちゃだったけど。
沢山の人に支えられて、自分が受け入れられるようになった。
その思いを貴方にも感じてもらえるよう、心の中で願い続けながら傾聴をします。
最初は、何も感じることはできないかもしれません。
辛い中に居るのに、そんな余裕も無いかもしれません。
たとえ毒を吐くばかりでも、怒りをぶつけるばかりでも…
泣きながらでも、それでも良いんです。
無理に笑わなくても、ずっと泣き顔のままでも。
両手で自分を抱きしめて、先ずは、自分自身のぬくもりを感じていただけるでしょうか。
誰にも分かってもらえないと思っていても、せめて貴方が貴方を感じていただけるように…。
でも、この手のひらのぬくもりでさえも分からなくなってしまった
自分のことすら分からなくなってしまった
何が言いたいのか、どうしたいのか、信じるものが何もない、
冷え切った手には温かいスープですら、飲もうとすると、急に冷めてしまうように感じる


だからこそ、人の温かみすら感じられず、まるで氷のプールに飛び込んで
お腹の底まで冷え切ってしまう… あれもこれも、どれもそれも…
「ふざけるな!ボケ!」「なんでっ!?」
そのうち… 何にも信じられなくなって …
もしそんな心境だったにしても、今ある理不尽へふつふつと湧いてくる怒りや不満
言いたい想いや願いを、思い切って私に沢山ぶつける時間を通じて、貴方のこころを、必ず受け止める。


以前、私が受け止めてもらえたように、あぁ… 受け止めてもらえたのかな
受け止められる嬉しさと、心に宿る小さなチリッとした灯でも感じてもらえるような、傾聴をします。
でも、せっかく宿った灯が消されてしまう、そんな心臓が凍るような恐怖や不安…
しばらくは自喪感で動けなくてなってしまい、ふさぎ込んでしまったとしても、深い暗闇の中でひとりぼっちに感じられても、私はいつも、伴にそのままを受け止めます。
迷路のような洞窟を一緒に歩きながら、息遣いや心音すら感じられるように、私のなかに響かせていきます。
そしてまた、今度は一緒に灯を育てる日が来ると… 感じてもらえるように願いながら ──
なぜ、傾聴メンバーになろうと?
世の中には、流すに流せない涙を堪えて笑っている人が沢山います。
泣いて済むわけではない。私もその一人でした。
でも、ホームステイ先のママが私に言ってくれた…
「whatever you are I am proud of you
どんな貴女でも 私は貴女を誇りに思うわよ」
この言葉に背中を推され、いつか私も人に対して、そのようにしたいと思ったからです。
それまでの実際は、実の親、姉妹ですら、私の存在を否定し続けてきた。
私が何をされていても「あんたが我慢すれば、済むこと」「あんたは他人より劣っている」「だから、もっと頑張らないと」「常に笑っていろ」
そんなことを、どんどんと聞いているうちに、自分がなくなっていった。
自分がなくなって、存在すら嫌になる…
そうして、自己嫌悪に陥って、誰も信用できなくなる…
「何かあるなら聞くよ~」って言ってくれた人でさえ…
本当の事を話しているのに…
リアルに少し触れた話を聞いただけで、「そんなの嘘でしょ?」・「ありえないよ!」・「冗談でしょ」・「捉え方が悪い」等々…
友達の皮を被って善い人のふりをした、色眼鏡を通して偏ったジャッジ・判断から、嘘つきにされ、ますます人間不信に陥る……
誰に話しても、到底、分かってもらえないことが続くので、もう本当に話すのは辞めようとすら思った。
でも、でも…もしかしたら、誰か聞いてくれるかもしれない…と思った。
そう揺れ動いて、どこかで少し期待している、でも辞めようとも思っている、そんな二人の私がいました。
たとえ分かってくれなくても、それは当事者ではないのだから、そうなのだと思えます。
それでも苦しいままでいるのも辛くて、「それは、とても辛かったよね。私は、あなたを信じているよ」と接してもらえるだけでも…
このことを一生、忘れられないターニングポイントとして感じさせてくれたのが、先ほどお伝えしたホストママでした。
ホストママはアメリカ人なので、日本人ではありません。
つまり、言葉も文化も、育ってきた背景も違います。
それでもママは「ホストドーター(居住する人)は娘だから」のように言ってくれたことを思い出すたび、目頭が、胸の奥が熱くなります。
何十年も一緒にいた血縁者や身近な人たちでさえ、私に感じさせたのはその真逆すぎることだったのに、出逢って、たった一週間のホストママが私に与えてくれたのです。
最終的に、私はどうなりたいのか…
失望の海であえいでいた私だから、今、分かってもらえない、流すに流せない涙を抱えている、貴方のお話をお聞きしたい…
そう思ったからです
ここまで書いてみて、今、なんとなく思い出しました。
ハッと思い出したかのような感覚で、自分の中で、とても実感を感じます。


「7つの望み」


・ 絶望…
時化の中、何度も嵐にぶち当たり、とうとうボロい船が転覆してしまい…
・ 失望…
なんとか船の破片にしがみついて、来るかどうか分からない救助を待っている状態…
・ 要望…
待つのは止めて、今にもどんよりとした雨が降りそうな空に向けて、必死に手を振っている。
かすれてしまって声にならない声の限り叫んでみたり、イチかバチか最後の発煙筒を点けてみる。
・ 欲望…
何でもいいから、何かを食べたい。
…… 休みたい。ただただ、安心して寝たい。
・ 野望… もう一度、丈夫な船を造りたい。乗りたい。美味しいものが食べたい。
・ 希望… もう一度、海に出て世界を楽しみたい。もう一度、飛行機に乗って旅行したい。
・ 志望… それを分け与えたい。あなたにも安全にたくさん色んなものを…。
私は、この「失望」の荒波の海に、長い間いたように思います。
それがホストマザーの優しい言葉に背中を推されたのか、もう一度、歩いてみようという強い気持ちが生まれたのか…
きっと、「こんなとこに … いてはいけない」という欲望のほうが強かったんだと思います。


私の歩んできた道のうちから
「前世では、何か悪いことをしたからバチが当たったんだよ」
「それじゃ、誰からも愛されない」
友達から「顔をあざがある汚い子だねって、ママが言ってた」
*・*・*・*・*・*
私は顔にアザを持って生まれ、幼い頃から差別やイジメを受け暴力もありました。
それでも親も私のことを庇ってくれず、我慢することだけを身も蓋もなく言いつけられました。
自分が悪くないのに我慢をして、感情を失い、人を信じる事が出来なくなりました。
かなり外れた人生を送り、人から褒められることは何もなく、耳を覆いたくなるような話ばかりですが、私は今多くの人に支えられて生かされています。


*・*・*・*・*・*
今は自分がトランスジェンダーなのではないか?と思い、すでに子どもも産まれ、母親になっているので悩むときもありました。
… が、すべてを受け入れ自分らしく生きる事に決めました。
私を理解してくれる人も増え、人の温かさを知ることも出来ました。
そして幸せです。
なので貴方にも少しでも力になれたら、心を和らげる事ができたら、そんな想いがあります。
本当に辛かった時、自己逃避の為にホラー映画を観ながら、自分が主人公になった気分で、頭の中で殺りくを繰り返し憂さを晴らす
そういう時もありました。
歪んでしまっていてどうにもならない……
それでも生きていたい。辛さに耐えながらなんとか生きる……
毎日が先の見えないトンネルに居るような……
なので貴方が、私を信じられなくても良いんです。
それでも、何かを吐き出したくて来てくれたことに感謝します。


もし、よろしければ…
今回の記事を読んで、心に生まれたものを、お手すきの際に教えていただけませんか?
一度ゆっくりと深呼吸をしてから…
ご自身のペースで、心に浮かんだ感じを、少しずつでもお聴かせいただけたら嬉しいです。
いただいたお声は、毎回、隅々まで目を通して、これからの発信や対話を、より深く豊かにしていくための大切な糧として活用させていただきます。


ご精読いただき、誠にありがとうございます。


