―― もう、これ以上は無理だと感じているあなたへ

心と身体が、ありありと叫んでいるのを感じているなら ――

はじめに

※この文章は、心の奥にある傷や、語り直しにまつわる葛藤を含みます。

過去の経験が揺さぶられる可能性のある方は、ご自身のペースを大切にしながら、お読みください。

静かな森の中、朝霧が薄く漂い、柔らかな光が差し込む風景画像。

それは「弱さ」ではなく、「壊されてきた証」なのです。

まともに眠れない夜が、何日も続いている。

ようやく、少し眠れたと思っても、またすぐに目が覚めてしまう。

寝ても身体の重さは消えず、何か悪夢を見たかのような目覚めの感覚がする。

胸はドキドキし、呼吸は浅く、何に怯えているのかも分からないまま、朝が訪れるのが辛い。

目を開けるたびに、自分の存在が重くのしかかり、世界との距離がどんどん遠ざかっていく感覚に囚われる。

誰かと関わることすら怖くなり、目に映るものすべてが霞んで見える。

時間の流れさえ、自分とは無関係に思えてしまう。

それなのに、誰かに「大丈夫?」と訊かれたら、つい「大丈夫」と笑ってしまう自分がいる。

もう、誰にも迷惑をかけたくない。

ほんとうは、誰かに気づいてほしいと思っている。

それでも、何度も「大丈夫」と言い続けるうちに、自分の気持ちすら遠くなってしまう。

気づいてもらえないままの日々が積み重なっていくほど、自分の感情が自分自身でも分からなくなってしまう。

無理して笑って、優しく振る舞っているうちに、自分が何を感じているのかも見失ってしまう…。

静かな森の中、朝霧が薄く漂い、柔らかな光が差し込む風景画像。

震えが止まらない…。

吐き気がしてくる…。胃がひどく痛み出す…。

何かを食べても吐いてしまう…。

頭がぐらぐらして、呼吸がうまくできない。

歩いていても、フラフラとおぼつかない…。

誰とも話したくないのに、なぜか「わぁーーー!」と叫びたくなる…。

けれど、声にならない…。

言葉がのどの奥で引っかかり、涙さえ出てこない。

この感覚を、誰かに伝えようとしても、言葉があまりに足りない。

話すこと自体が、怖くてたまらない。

そんなとき、きっとこころも身体も、限界のさらにその先にいるのだと思います。

それは「弱さ」ではなく、「壊されてきた証」です。

言葉にできないことを、身体が代わりに表現している。

震えが止まらず、吐き気がし、胃が痛み、頭がぐらぐらして呼吸が浅くなる。

助けを求めたいのに声にできない。

それは、こころを超えて神経系にまで深く刻まれた、限界を超えたサインです。

「こんなふうになったのは、私が弱いから。私がおかしいから…」と思ってしまう必要はありません。

そう思わされてきた背景があるからこそ、今の状態があるのです。

誰にも理解されない痛み、言い表せない孤独、名前のない苦しさ…。

そうしたものを心と身体が同時に抱えているとき、人はとても繊細で、傷つきやすくなっています。

それでも、それは生き延びようとサバイブした結果であり、あなたのせいではありません。


もし、よろしければ…
今回の記事を読んで、心に生まれたものを、お手すきの際に教えていただけませんか?

一度ゆっくりと深呼吸をしてから…
ご自身のペースで、心に浮かんだ感じを、少しずつでもお聴かせいただけたら嬉しいです。

いただいたお声は、毎回、隅々まで目を通して、これからの発信や対話を、より深く豊かにしていくための大切な糧として活用させていただきます。

ご感想を そっと届ける

感じた感覚を分かち合うのは、こちらから