誰にも言えない
聴かれなかった痛みとともに
2025年7月25日
心の旅路 夕暮れのすれ違い リビングに、じわりと夕暮れの色がにじんできた。 窓の外では、橙と紫が交じり合いながら、一日の終わりを告げている。 いや、告げようとしているだけかもしれない。 Aさんは、ソファに深く腰を下ろし、 […]
「話を聴くよ」と言ったくせに…
2025年6月23日
── 消えかけた小さな糸屑の行方 … あの夜 時間の中で、わたしは、あるがままに話した。 ずっと寝ていなかったし、食事も取れていなくて、頭ももうろうとしていて、細かくなんて話せなかったけど、時間内でできる限り、奥の奥を言 […]
「もう何も言いたくない」と感じてしまう日も、
2025年6月4日
「……もういいや」 そう呟いたのが、何回目だったか、もう覚えていない。 スマホを伏せたまま、テーブルの上に置いて、背もたれにもたれかかる。 既読も未読も、どうでもよくなってしまったような、そんな夜。 伝えたかったはずなの […]
ここにいるのに、どこにもいないような――
2025年5月29日
存在の影がゆれるとき 「ごめんね、ちょっと考えさせて」 そう言って、そのまま返信しなかったメッセージの画面。 既読がついたまま、もう何日も経っている。 言いたいことがなかったわけじゃない。 ただ、どの言葉も遠くて、重たく […]




