寄り添い
まだ言葉になる前のものが、胸に沈んでいる。
2025年6月27日
── ひとすじの糸のように あの日から、ずいぶん時間がたったようで、でも、まだ声にできないものが、胸の底に沈んだまま。 呼吸のたびに、その存在だけが静かに浮き沈みして、日常のあちこちに、ひそかに影を落としていく。 言葉に […]
「話を聴くよ」と言ったくせに…
2025年6月23日
── 消えかけた小さな糸屑の行方 … あの夜 時間の中で、わたしは、あるがままに話した。 ずっと寝ていなかったし、食事も取れていなくて、頭ももうろうとしていて、細かくなんて話せなかったけど、時間内でできる限り、奥の奥を言 […]
自分自身を見つめ直したくない――その心の奥に宿る静かな祈り
2025年6月18日
朝の光が窓辺からゆっくり差し込み、部屋の隅に積もった埃をそっと浮かび上がらせる。 そんな穏やかな日常の中で、ふと立ち止まり鏡の前に立つ。 鏡の中の自分のまなざしが、普段は見過ごしていた何かを映し出すようで、じっと見つめる […]