執筆: 傾聴メンバー・東山 明香里
昨今、よく社会的に問題とされ注目を浴びつつある「発達障がい」と精神症状の関連などから思うこと、伝えたいことなどを綴ってみたく思います。
私は昼のドラマ『トットちゃん』を見逃し、配信ティーバーで全話を視てきているのですが、主人公は皆さんご存知の黒柳徹子さん。
昭和初期の戦後、NHKの第一期生で放送業界に旋風を巻き起こしてこられました。
今では、ご自身もSNSで発達「障がい」であることを公表されています。
彼女の若かりし頃の失敗談などもドラマの中で収録されていますが、彼女は幾度かオーディションにチャレンジしてトライアル&エラーの繰り返しでした。
ある日、「もう、失敗はしないよう努力して頑張ります!」という彼女に、「頑張る必要はないんだよ。そのままの君が素晴らしいから選んだんだ」という脚本家と出逢い、彼女の芸能界人生は、そこから好転していき不動の人気を築き上げたのだとか。
トットちゃんの幼い頃と私はよく似ている節があり、とても良く理解が出来ます。
私も、ずっと頑張っていたように思います。
自分を肯定的に愛してあげること、とても重要だし、周囲の誰かに「そのままでいいよ」って言われると、どんなご褒美より嬉しくないですか?
私だけなんでしょうか?!(笑)
私の場合は何よりも、その一言は重要なんです。
トットちゃんの場合はご両親、特にお母様からの肯定感や愛情ある見守りは手厚い感じでしたし、幼い頃から学校の先生などの環境に恵まれていらしたこと、理解者が多かったので、そのような個性を充分に伸ばして生きやすかったのだ、ということも解ります。
そこで、このほんわか倶楽部をもっと世の中の人に知っていただいて、ご自身の自己肯定感のアップのお手伝いをさせて欲しい!これが私の願いです。
やっと、私もこの歳で人生半ば過ぎてから気付いたので、自己否定で精神症状に苦しんだ時期をくぐり抜けて、同じように大変な思いでいる方に良き理解者で有りたいと、ほんわか倶楽部に登録しています。
最後に、発達「障がい」という表現を使いましたが、私の意見や見解は発達「障がい」というより、生まれもった素晴らしい個性であると思っています。
その個性をどう生かして、愉しく自分らしい人生を送っていけるかが大事なのだと感じています。
個人差もありますし、精神症状で悩みをかかえる方だけでなく、この世の誰もに共通する、自分らしく輝く方法の核になる部分の、さらに中心にあるものとして、今日は自己肯定のお話に触れてみました。
● 東山 明香里 ●
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