村田 敦(運営者)

ほんわか倶楽部・創設者の村田 敦(つとむ)です。
1972年生まれでで、今は愛猫二匹と暮らしています。
(ほんわか倶楽部の立ち上げ後、10ヶ月ほど経過した2017年11月のご挨拶は、こちら)
なぜ、ほんわか倶楽部を立ち上げたのか?
ほんわか倶楽部は「真摯な傾聴」で応対させていただくように取り組んでおります。
「傾聴」の基本態度条件の1つとして「無条件に積極的な関心」(または「無条件の肯定的な配慮」)があります。
それもクライエントさんに対して「全身全霊で心で寄り添うように、共感的な理解で感じ取ろうとする姿勢で聴き続ける」です。
誤解されることが多いようですが、「ただ否定せずに、ウンウンとうなずいて聴くこと」だけが傾聴ではありません。
または、お話の言葉をオウム返ししたり、要約して返すだけが傾聴ではありません。
はっきり言えば、もしそれだけでしたら何にもならないどころか逆効果かもしれませんね。
本来の傾聴とは、その感じ方が違うだけでなく、ただウンウン聞くだけの在り方とも全く違うものです。
学べば学ぶほど奥が深く、リアリティのあるものです。
(立ち上げ当初に記した「傾聴の目的」については、私の拙ブログのこちらの記事にて綴っております。)
ほんわか倶楽部を立ち上げる以前
私自身、心がとても辛すぎると感じている状態にあり、どうしようもなく、様々なところにクライエントとして電話して話を聴いてもらおうとしました。
公的なところでしたらそれこそ、命の電話をはじめ、民間が実施しているところでも、自分が探してかけられそうなところには、ありとあらゆるところにかけていたように思います。
私自身にもマイノリティーなところがあり、それが私自身の価値観や思考などの根幹に根強く影響していることから分かりづらいケースであることは踏まえています。
ですが、話をした先によっては、あまり聞く耳を持てていないだけならまだしも、第一声から、わざわざ傷口に塩を塗られるような想いもしました。
「傾聴」とか「話し相手」とかうたいながら、「本来の傾聴」でもなければ聴き手としてのマインドの「あり方」すら伴っていない、事業者のどれほど多いことか……。
理解もなしに固定観念からの意見を述べられることが、必ずしも適切とは限りません。
アドバイスが余計に苦しめてしまう要因となってしまう場合もあり、とても息苦しく、まるで窒息してしまうかのような内的な感覚になったのを覚えています。
(『余計なアドバイスをしない理由』は、こちらの別ページに記しました。)
残念ながら、わざわざ傷口に塩を塗られてしまうことも続いてしまった経緯で、もともと敏感なほうだったのが、より察知できるようになったかもしれません。
ほんわか倶楽部としては…
傾聴を甘くみるつもりは一切ないからこそ、無料のボランティアなどではない安心の有料サービスとして設立して、相応の応対ができる傾聴メンバーさんのみで構成されています。
クライエントさんには肯定的に受け止めて聴いてもらい続けることで、作り物ではない「本質的な自己肯定感」を取り戻す、1つのキッカケを少しずつでも見い出していただきたいと心より願っております。
ご自身は唯一無二、ジワリジワリと……心から、その価値を改めて感じ取っていただきたいと、そのために良いも悪いも含めて存在しているのではないでしょうか?
他者からの押しつけではない、ご自身の心の中から見出す明日の方向性が大切だと、とても思います。
本当にご自身にマッチした歩みを見い出すには、まず、自分自身を赦せて認められていなければ、到底、見い出せないと思います。
このことは「自己正当化」などの誤魔化しや逃げではないからこそ、自分自身を赦すプロセスとなっていきます。
言葉にするとややこしくなりますが、言葉などではなく自分自身を話ししていくことで、言葉を超えて実感していただくのが一番だと思います。
陰陽のすべては、繋がりからではないかと思える…
私たちは誰もが日々、移り変わる状況や暮らしの中で様々な選択と、体験・経験をしていきますよね。
「生きていて良かった」と、心の底から思えるような多幸感に包まれるときもあるかもしれません。
そうかと思えば望んでいなくても、耐えられないほどの辛さ・苦しみにぶち当たってしまう状況もあるかもしれません。
まるで解決できないかのような繰り返しや堂々巡りなどで、強烈な悩みにさいなまれてしまう深いトンネルもあるかもしれません。
いつかは立ち上がれたとしても、そんなことは、とてもではないですが想像すらできないトンネルにハマってしまう時もあるかもしれません。
この冷たさは、まるで悠久の暗闇かのように永く深く骨身に突き刺さるかのように鋭く感じられるかもしれません。
「何のために、今まで生きたきたんだろう」と、何度も思ってしまうかもしれません。
誰にもわかってもらえない際限のない孤独・孤立、言葉に言い表せられないほどの辛さにはまる時期もあるかもしれません。
そのような時は心に逃げ道がなく、知らず知らず限られた視点にこだわり続けて(囚われて)しまいがちです。
私は、心の苦しみで身体中の骨がきしむような体感を感じるほどの思いをしてきたことが何度もあります。
実際に身体中の骨が痛くキシむように感じたりして、なぜか嘔吐感も続いてしまい、その状態が何日も続いたりしました。
睡眠も食事もとれない状態がリアルに何日も続いたりして、ふらついてしまったりしてました。
(実は過去には…… 走馬灯を見たこともあります…)
その中から這い上がっていけたのは、まず、まだ一つだけでも守らないとならないものがあったからです。
しかし、それだけでは、どう進んでいけば良いのかが自分でも見いだせず、苦しいままでした。
次には、私の心の声を受け止めてくれた人との繋がりでした。
その方に繋がるまで随分と巡り巡ったものですが、私の話を本心から肯定的に聴いてくれて心に寄り添ってくれた数少ない人でした。
そうしていくことを重ねていくうちに、だんだんと私の中で落ち着きを取り戻していった感覚を覚えています。
押し潰されそうな、押し潰されていた感覚が、段々と、ふっと軽くなっていくのを感じました。
ですが、一度では足りませんでした。そのようなことを期間を置いて、何度か繰り返しました。
繰り返していく中で、段々と、自ら新たな視点が見い出せていくようになりました。
自分が生まれて生きてきた意味まで、再度、何度も熟考して、何度も何度も思いが巡りました。
新たな一歩と勇気はそこから生まれると実感しましたが、それまでは、どうしても月日・年月がかかるときもあります。
何より、そのキッカケの元となった傾聴の重要性は身をもって感じてきています。
私自身も誰かにそのようなお手伝いをさせていただけたら……という想いで、ほんわか倶楽部を立ち上げました
かつて、大切な人に対し、ちゃんと話を聴いてあげられなかった後悔も、正直、多々あります。
辛い時、話を肯定的に聴いてもらうということ。
ー 過去記事 辛い時、誰かに話を聴いてもらうだけでも、ずいぶんと違ってくることってありますよね。 私も、とても辛いときは沢山あったりして、そんな時に親身に肯定的に…
世間では様々なことがあり、胸が痛くなるようなことも、望んでもいない理不尽なこともありますね。
目や耳に入らなくても、そのようなことは身近に様々あったりすることに驚かされます。
そのような中、心穏やかな暮らしに向かっていただくための、お手伝いが少しでも、ほんの少しでもできましたら、とても嬉しい限りです。
素晴らしい方々に、傾聴メンバーになっていただいております。
※ リニューアル・オープンが始まり出した今は、継続的な実践トレーニングを重ねている傾聴セラピスト・メンバーさん達となっております。
傾聴メンバーの方々、お一人お一人がそれぞれ強く真剣な想いがあって、傾聴メンバーになられました。
ぜひ、その想いもご覧になっていただければ嬉しいです。
まちがっても、ただ話を聴いていればいくばくかの報酬になるから、などという浅はかな考えの人はおりません。
そのような考えを少しでも感じた方は、恐縮ながら、ご応募時にこちらからお断りしております。
(パートナーシップを組ませていただいた後でも、そのような姿勢では続けられるものではありません)
皆さま、私など以上に素晴らしい傾聴ができる方々です。そのお気持ちも強くおありの方々です。
私が、ほんわか倶楽部の運営責任者だからといって、私が一番、傾聴ができるかといえば、そうではありません。
私自身、そのようなご縁をいただき有り難く感謝しております。ぜひ、安心してお気軽にお声がけください。
ほんわか倶楽部に訪れていただいた、お一人でも多くの方に、少しでもお手伝いをさせていただけたら…。
本当に、それに勝る喜びはありません。
以下では、私・村田自身のことについて記しております。
こちらのリンクでは、私が瞑想インストラクションをしている収録音声があります。