ほんわか倶楽部にて「傾聴だんぎ庵」(詳しくはコチラ)に続きまして、
「リアル傾聴するぞー体験タイム」(通称:『するぞーさん』)の初回開催をいたしました。
◆ するぞーさん、発案の背景
クライアント様は、辛いお気持ちを、勇気を出して話そうとしてお申し込みをしてこられます。
申し込まれるまでにも、色々と悩まれることも少なくありません。
ほんわか倶楽部の立ち上げ当初から「本当に、どんなことでも話して良いんですか?」と、か細く聴いてこられたクライアント様の声が、私はいつも耳に残っています。
他にも受付では、様々な質問をされることが、よくあります。
他の類似サービスで嫌な思いをして、巡り巡って、ほんわか倶楽部に来られる割合も少なくありません。
そこで、ほんわか倶楽部としましては、クライアント様に接するまでの姿勢として、継続的な傾聴の学びを重ねることが、とても大事なのは釈迦に説法のこととして捉えております。
「傾聴」の学びにおいては単なる座学や思い込みではなく、実感が伴うものが大事というのは、傾聴メンバーさんとも話ししていて、よく出てくる言葉ですし、私も本当にそうだな、と同感するところです。
私たちは有料サービスとしての傾聴の実践者であり、ボランティアではありません。
クライアント様は「有料だからこそ」と、勇気を出して信頼のお気持ちを持って申し込まれてこられます。
そのための学びであれば、尚のこと、実感やリアリティが肝要と思うところです。
ペーパーレベル、想定・想像レベルではない、強い実感のある学び、これが、本当のスキルアップへの一歩だと考えております。
ご存知のように「傾聴」には、仕事に関わらず、プライベートにおいても様々な場面で流れを好転させられるポテンシャルがあり、そのための学びの一歩でもあります。
◆ するぞーさんとは?
その第一歩としまして「リアル傾聴するぞー体験タイム」(通称『するぞーさん^^』)の実施を始めました。
通称で、「するぞーさん」とネーミングしました^^
「するぞーさん」は、ご参加の傾聴メンバーさんにおいて、“「傾聴者」としてのご自身の今”を実感していただくための最初のステップです。
傾聴者役・クライアント様役・モニター役の三役にて実施するものとなります。
「リアル傾聴」ですので、仮想の話で、シミュレーションのようなロールプレイングをするのではなく、クライアント様役はリアルな話を傾聴していただく、という実践スタイルです。
モニター役(司会役)は、傾聴の実施中は静かに聴いているものとします。
(※ 内容は、いずれも守秘義務のものとなります)。
- 傾聴者役: 1名 ・・・ 傾聴させていただく役
- クライアント様役: 1名 ・・・ リアルな話をさせていただく役
- モニター役: 1名~2名 ・・・ 静かに聴く役(&司会進行役1名)
- 実施方法: あらかじめ日時を決めて、インターネット電話にて実施。
進行については、以下のように実施しました。
- 司会より進行についての説明: 5分~10分
- 傾聴タイム: 30分~1時間
- 途中休憩: 5分
- フィードバック&フリートーク: 30分~1時間
これは、ほんわか研修ステップ案の最初の第一歩のものとなります。
◆ 初回開催とご参加後の声
第一回目: 12月19日(火)・13時~15時30分
傾聴者役: 米倉えみさん クライアント様役: 松本みさきさん モニター&司会役: 村田 努
村田さん 米倉さん
先程は、ありがとうございました。
始まる前はドキドキしましたが、あっという間の2時間半でした。
私のまとまりのない話を、米倉さんが要所要所でまとめてくださり、クライアント様役として、とても話しやすかったです。
初めて気づいたことも多く、自分自身を知る上で大変ありがたかったです。
次回は傾聴者役なので、もっとドキドキすると思いますが、傾聴の訓練をさせていただける貴重な機会なので、大変、楽しみです。
よろしくお願いいたします。
村田さん、松本さん
貴重な時間、体験をありがとうございました。本当にあっという間でした^_^
かなり緊張しましたが、自分の足りないところに気づかせていただくこと、
今日の大きなテーマだったので、とてもとても貴重な体験をさせていただきました
この様な機会を作っていただき、本当にありがとうございます。
松本さんには 、私の方が寄り添っていただいた気持ちです。
話にくいこともあったかも知れませんが、お話しを聞かせていただいて、ありがとうございました。
米倉さん、松本さん、先ほどは本当に有り難うございました!
初回ですし、どのような感じになるか、実施するまで分からなかったわけですが、とても素晴らしい時間だったと感じました。
米倉さんの抜群の伝え返しの要約もあり、松本さんもご自身がお話されたことが見つめ直しやすかったとのことです。
今まで他の方に聴いてもらっていたときにはなかった、気付きも得られたとのことで、さすが、傾聴メンバーさん同志だな、と思いました。
「傾聴」っぽい何か、ではなく、「傾聴」になっておられて、とても嬉しかったです。
伝え返しの割合や度合い、ニュアンスの温度を合わせる度合いなどは、回数をこなして行くに連れて、精度を上げていけることと思います。
フィードバック&フリートークでは、同感と共感の使い分けの話にも触れられて、有意義な、あっという間の時間だったと思います。
米倉さん、松本さん、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました!
第二回目は、新年1月11日に、役割交代をして実施いたしました。
開催報告は、コチラにてご覧いただけます。