あなたは、どんな母親になりたいですか?
あなたは、どんな親子を見て ” 素敵だな ” と感じますか?
『〇〇さんみたいな、母親になろう』
そんなふうに思ったことはありますか?
誰かをお手本にするのも良いかもしれません。
でも、もしその思いが逆にあなたを苦しめているとしたら?
追い詰めてしまっているとしたら?
「〇〇さんみたいじゃない そんな私はダメ」
「〇〇さんみたいになれるように……
もっともっと、頑張らなきゃ」
思いが、いつしか誓いのようになり、
「母親とは、こうあるべき」
そんな思いばかりで、苦しくなることはないですか?
実は、私もたくさんの「こうあるべき」に苦しんできました。
そして様々な本を読んだり、インターネットで検索したりしてきました。
子育てを楽しみましょう。
たっぷり愛情をかけましょう。
肩の力を抜いて 自分の時間も大切にしましょう。
そんな記事を目にするたび…
「子育てを楽しめない私は、ダメな母親なんだ」
「母親なのに、子育てを楽しめないなんて」
「私は、他のママとは違うのかな…」
たっぷり愛情かけて、お母さんが笑顔でいるのが一番。
だけど…
分かってる 分かってるけどできないんだ
子育ての本を読んだりすればするほど、怒りが湧いてきたり……。
どんどん気持ちがザワザワして、追い詰められるような感じが強くなり、何をどうしたらいいのか?
どんどん、わからなくなっていきました。
私は肩の力の抜き方が、わからなかったのです。
もしかしたら、肩の力を抜くのが怖かったのかもしれません。
肩の力を抜いたら、とんでもないことになってしまいそうな気がしていたのです。
とんでもないことが、一体、どんなことなのかは分かっていないのですが……。
でも、そんな私が傾聴してもらうことで、少しずつ変化が起こりました。
傾聴を受けていくうちに、少しずつ「こうあるべき」という思い込みに
追い詰められる感覚が、緩んでいくのを感じました。
出来ない、しんどいって感じてもいいんだ、ということを実感しました
自分が苦しいと感じたら、その気持ちも大切にしてあげていいんだ。
「~ができたからOK」
「出来ないからダメ」
「〇〇さんみたいじゃないから、ダメ」
…なんてことは無い。
本に書いてある通り出来なくてもいいじゃないと、思えるようになってきました。
私は私。
好きな自分も、嫌いな自分も、丸ごと全部、たった一人の私という人間。
傾聴のチカラを借りながら、少しずつそう思えるようになったことで、心が楽になった気がします。
あなたにとって苦しくない親子のカタチ。
苦しくない母親の自分。
たとえ時間がかかったとしても、
あなたも子どももリラックスできる、そんな親子、家族のカタチが、きっと見つかるはずです。
苦しいとき、自分で自分を追い詰めてしまうとき…。
誰かに話すことで気持ちの整理ができ、自分が本当に望んでいることが、少しずつ見えてくるのかもしれませんね。
『誓いは 時には 呪いにもなる』
以前、言われたこの言葉を思い出すときがあります。
『こうありたい』という想い、それがたとえ良い想いでも
(想いに良い、悪い言ってはいけないかもしれませんが)苦しくなることもありますよね。
どんなことにも、しなやかな私でありたいと思っています。
● 米倉 えみ ●
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