「また、同じことやっちゃった…」
「私って、本当ダメだ」
「全然、出来てない」
「何も出来ない…私」
役に立たないといけない。
もっともっと、頑張らないといけない。
いつも前向きで、明るい私でいないといけない。
「完璧にやらなきゃ」
「テキパキやらなきゃ」
私のこと、もっと知ったら、みんな私のこと嫌いになるに違いない。
私の心の中を占めている想い、それは…
役に立たない私は、ここに居てはいけない。
そんな私が 傾聴を通して気付いたこと
本当は私は、どう感じているのだろう?
心の中の深い部分には、どんな思いがあるのだろう?
ダメダメ…と自分を責めておしまい、ではなくて、
もっと丁寧に自分の気持ちに寄り添って、
本当はどう感じているのだろうか?と、じっくり耳を傾けてみる。
「誰も自分のことを大事にしてくれないように思えて寂しい、悲しい」
「私の我慢や頑張りは、誰にもわかってもらえない、と思えて悲しい」
「私には何も出来ない気がして不安、無力感を感じる」
心の中が寂しくて、怖くて、無力感でいっぱい。
怒りもいっぱいでした。
傾聴は、自分の心の中から湧き出る想いを聴くチカラにつながっています。
ダメダメと思っている自分も否定しないで、そのまま受け止める。
頑張っていることだけが[wp-svg-icons icon=”radio-unchecked” wrap=”i”]で、完璧じゃないのが[wp-svg-icons icon=”close” wrap=”i”]。
そんな決めつけたりしないで、まずは思ったり感じたりすることを自分に赦(ゆる)して、思いっ切り感じてみる。
湧き上がってくる、心の声を丁寧に聴いてあげる。
傾聴を通して、そのことがとても大切だと実感しました。
もちろん、ダメダメ攻撃してしまう人の心の声、否定しません。
私もそうだったから、、むしろそうしてしまう気持ちが痛いほどよくわかります。
頭ではわかってるけど出来ないいんだ、と言う辛さも。
もしかしたら今は、自分を責めたり憐れんだりする方向へ向かってしまっているかもしれません。
自分で自分の逃げ道を、閉ざしてしまっているかもしれません。
逃げることが悪いことと、思ってしまっているのかもしれません。
自分の心の声を丁寧に聴いてあげると、こわばっていた身体も心も少し緩んできます。
その少しの変化が、自分で自分を信頼する力になったり、自分に優しくする力になったりします。
でも、いきなりは、しんどいかもしれませんよね。
そんな時、誰かに聴いてもらうことで、少しずつ気持ちが楽になるかもしれませんね。
● 米倉 えみ ●
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